悪質な使い方をしないレンタル携帯
いまでも、オレオレ、といって実の子どものフリをして金銭を騙し取る振込詐欺や特殊詐欺が少なくありません。そうした犯罪ツールにも利用されてしまう、使用してしまうことも問題視されるのが、レンタル携帯です。今は、インターネットなどによる法的トラブルのほうが目についていますが、通話による巧みなトークの被害は少なくありません。対策も必要となれば、レンタル携帯電話を提供する各携帯電話会社が先だって行う必要もあるでしょう。しかし、対策したくとも、実際には「悪質となるレンタル業者」が結託していては話になりません。いわゆる、「また貸し」という取引が行われているのであれば、いたちごっこではないでしょうか。もちろん、私たちにもそうした悪質化した使用を企む者が出てくるかもしれません。他人名義（レンタル事業者名義）のレンタル携帯電話を詐欺のツールとして使ってはなりませんが、利用者の特定というのは困難です。被害が拡大しないためには、一人一人がマナー・ルールを守ることにあるでしょう。